このプライズ(景品)は何手で取れるだろうを予測する
クレーンゲームで大事なのは、「何手くらいで取れそうか?」を想定することが重要です。
実際その通りに行くとは限らないのですが。
1回のプレー金額にもよりますが、1プレイ100円もしくは、200円かかるのが相場です。
5手で獲得できなら、500円、もしくは1,000円です(商品にもよりますが、5手で獲得できるのは稀かもしれません)。
まずは、そういったところから始めます。
最初からそんな事できるの?
と思われるかもしれないのですが。
これは慣れたとしても必ずしも予想通りとは行きませんが、結構重要です。
なぜなら「散財することを防止する」ことができるからです。
手数を考えていけば、「撤退ポイント」を想定しおくことも可能になります。
実際景品を狙って、クレーンゲームに取り掛かるわけですが。簡単に行くこともあれば、手数がかかる場合があります。
問題は予想以上に、手数がかかりそうな場合です。
その場合は早期撤退となります。
「これは難しいな」
と、入金前に判断付けばそれに越したことはありません。
入金した場合、理想は100円で撤退です。
今回はその判断になる基準を紹介したいと思います。
もちろん、「ある程度予想通りに獲得できる」ことが理想ではあるのですが…。
人のプレーを見る
賞品獲得までの手数を予想するのに一番良いのは「他人のプレー」をみることです。
あんまりジロジロ見ると不審がられてしまうかもしれません。
個人的にはあまり気にならないんですが、他人もそうとは限りません。
人のプレーで参考にしたいのは、商品がどれだけ動くか。どう動くかです。
言い方を変えると、アームの強さとツメの掛かり具合の確認です。あと、「クレーンのひねり」まで見れると理想です。
ツメは実際に見てみればある程度わかります。
まっすぐに伸ばされていれば、かかりは弱いかもしれません。
逆に広くてしっかり曲がっていれば、かかりやすい。
クレーンゲームの爪に関してはこちらで詳しく書いてます。
【戦略的クレーンゲーム攻略】クレーンゲームの爪を見分けるコツ
これはプレーしなくても想像がつきます。
しかし、問題なのはアームの強さです。
一応、外観でもある程度推測は可能です。ツメとツメの隙間が開いていると、アームが弱い可能性があります。
逆に閉じている場合は強い傾向にあります。
アームの強さに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。
【戦略的クレーンゲーム攻略】クレーンゲームのアームの強さを知るコツ
ただこれはあくまで傾向。
正直、やってみないとわからないところです。
人がプレーしている場合は、このアームの強さを知る良いチャンスです。
商品が大きく動くなら、獲得しやすい可能性があります。
しかし、あまり動かないとなれば(プレーヤーの腕前もありますが)アームは弱い可能性があります。
この場合、獲得にはある程度回数を要します。場合によっては獲得自体が困難(大きく動くからと言って取れるとも限りませんが)。
初心者の方は「動かない景品」はとりあえず、様子見が良いかもしれません。
景品を取る方針を決める
取る方針はぬいぐるみと箱物(フィギュア系)によって変わってきます。
便宜上、「ぬいぐるみ」と「箱物(フィギュア系)」と分けていますが、クレーンゲームの設定は千差万別。
状況次第で攻め手は様々考えられます。
重要なのは、その状況に対応できるだけの「引き出し」を持っておくことが重要だったりします。
ぬいぐるみの場合
- 引っ掛けるところがないか(タグとか隙間)
- どこが動きそうか(頭、胴体など)
を見てスタートします。
たとえば、このような台の場合。

タグかけは一発で決まると強力ですが、そこに入れるまでに時間がかかるとそれだけお金を投下することになります。
タグがけが出来ないのなら、動かせるところを推測して「下降口まで引きずる」か「下降口へ押し込む(突く)」という判断になります。
タグだけではなく、ぬいぐるみの特徴も良くみます。
落下口は広くなっています。
リラックマの場合、頭が重そうなので重心は頭にあると思って良いでしょう。
首のあたりに向かって左のアームを寄せる形で引きずり込めれば、獲得率は高そうです。
手順としては、
- 引きずって土台から落とす(1〜2手)
- アームの強さ次第では撤退
- 最初の手でアームの強さも確認。頭が引けそうなら、頭を引きずって横向きにする(2手)(平行棒と平行に)
- アームで押し込んで、ゲット(1〜2手)
と、6手で行けるかも。という考え方。最初の引きずるポイントで、ぬいぐるみが動かない場合は撤退を検討します。
一応、「ぶっ刺し」の例を上げておくと。
この「ぶりぶりざえもん」のぬいぐるみ。

タグがけは出来ませんが、よくよく見てみると。赤い丸の箇所の腕が胴体と縫い付けられています。
逆の腕、青い丸の箇所ですがこちらはよく見ると、縫い付けられていません。
台に乗っているぬいぐるみだけでなく、後ろのディスプレイにあるぬいぐるみもよく見てみると判断しやくすなります。
この場合、は「ぶっ刺し」が狙えます。
脇に向かって右のアームを突き刺すと、一発で取れる可能性もあれば、大きくぬいぐるみを動かすことが可能です。
このようにぬいぐるみの特徴を捉えるのも「手数」を減らす上で重要な要素です。
箱物「フィギュア系」の場合
箱物に関してはいろいろなものがありますが。
台の設定によってこれはだいぶ変わってきます。
よく見かけるのは2本の棒を渡すような形で置かれている「橋渡し」。
通称「ペラ輪」と呼ばれるプラスチック(店舗によっては型紙)をアームで引っ張る物。
「Dリング」と呼ばれるぶら下げ形(これはぬいぐるみと共通)
などなど。
様々な設定が存在します。
その中で攻略法を見抜いていくのは結構大変だったりします。
Youtuberの活用
実践を多く経験することに越したことはありませんが、そのためには「資金」が必要だったりします。
いつでも好きなだけクレーンゲームを練習するのは難しいわけですが…。
そういった場合は「Youtuber」を活用するのもよいです。
現在、Youtubeにて「クレーンゲーム」だとか、「UFOキャッチャー」と検索すると多くのクレーンゲーム動画が出てきます。
こうした動画を見ると、「どうやったら、クレーンゲームで商品(プライズ)を獲得できるのか?」をイメージしやすくなりますし、クレーンゲームの考え方も分かります。
私も慣れないうちは非常にお世話になりました。
そこで、最後におススメのクレーンゲーム系のYoutuberをご紹介したいと思います。
ちふるさん
https://www.youtube.com/user/COINEATERch
クレーンゲームの設定や、使用した金額を含め細かく教えてくれる「ちふるさん」。
Youtuberの中には「スーパープレイ」ばかりを紹介する方もいますが、現実的なプレーを紹介されています。
どうクレーンゲームをプレーするか参考にする上では非常に参考になります。
.ケーキ屋本舗さん
https://www.youtube.com/channel/UC_1gdCSRQgBTpkP9YuIDwuw
クレーンゲームの動画だけでなく、緻密な振り返りが非常に参考になる「ケーキ屋本舗さん」。
クレーンゲームの対応力を高めるうえで非常に参考になるYoutuberさんです。
この他にも参考になる方はたくさんいらっしゃるので、クレーンゲームに挑戦する前にこれらの動画で勉強するといいかもしれません。
クレーンゲームの設定は千差万別
最後に非常に大事なことなのですが、クレーンゲームの設定は店舗によって様々です。
同系列のお店で、同じような設定に見えてもYoutubeの動画で紹介されているような取り方ができるかと言ったら、無理です。
最後は自分で答えを見つけていくしかありません。
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